「21世紀を代表する会社を創る」をビジョンに掲げ、新しい未来のテレビ「ABEMA」の運営や国内トップシェアを誇るインターネット広告事業を展開している株式会社サイバーエージェント。
「Amebaブログ」をはじめとしたAmebaブランドでサービスを展開しているAmeba事業本部ではコロナ禍でのコミュニケーションを円滑にするためにCollaを導入しました。Collaの導入の決め手や導入後の組織の変化、他サービスと比較したCollaの特徴について、同社バックエンドエンジニアの澤田 晋之介さん、小野 圭介さんに伺いました。
サイバーエージェントについて
・従業員:単体で1,704名、連結では5,944名(取材当時)
・働き方:出社とリモートのハイブリッドワーク
・業種:IT
・設立:1998年
ーー澤田さん・小野さんの簡単な自己紹介と会社内での役割・ミッションを教えてください。
澤田 晋之介(以下、澤田):2018年新卒入社のバックエンドエンジニアです。現在はAmeba事業本部にてAmebaブログのシステムを刷新するプロジェクトのバックエンドリーダーをしています。
小野 圭介(以下、小野):私は2021年新卒入社のバックエンドエンジニアです。同じくAmeba事業本部にてAmebaブログのシステム刷新プロジェクトの開発に携わっています。
ーー事業内容、従業員規模、働き方について教えてください。
澤田:Ameba事業本部では2004年にサービス開始したAmebaブログをはじめとして、アバターSNSアプリ「ピグパーティ」、ポイントプラットフォーム「ドットマネー by Ameba」など複数サービスを展開しており、メンバーは全体で300名程度です。組織構成は、取り組む課題にあわせて小さいチームが複数存在し、各自独立して施策を立案、実行しています。
働き方に関してはコロナの状況などを踏まえ、出社とリモートを使い分けて働くかたちを採用しています。働き方は状況やメンバーによって様々で、フルリモートで働いているメンバーもいれば毎日出社しているメンバーもいます。Amebaのブランドサイト「Ameヨコ」にてインタビュー記事を公開しています。そちらをご参照いただければと思います。
– Amebaブランドサイト(働き方):https://about.ameba.jp/ameyoko/how-to-work/
シャッフル導入により直近半年で最も雑談が発生
ーーColla(シャッフル)の導入のきっかけ・背景を教えてください。
澤田:コロナになってからコミュニケーションに課題は感じていたのですが、活性化施策は特に実施していませんでした。偶然Collaが紹介されている記事を拝見して「これいいな!」と思ってチームに相談して導入をしました。当初は「コミュニケーション活性化したい!」という熱量よりも「コミュニケーションが円滑になればいいな」というような想いでした。無料のため社内導入がしやすかったです。
導入してみたところ、Collaがメンバーに目新しく映ったようで、直近半年間で最も雑談が発生しました。 Collaさんの相槌で盛り上がることもあり、そこも面白いと感じました。


既存ツールと比較検討した上でキャンディ機能が使える有料プランを選択
ーーColla(キャンディ)の導入判断軸について教えてください。
澤田:シャッフル機能が盛り上がり、その流れで有料のキャンディ機能のトライアルを実施しました。
実はキャンディ機能導入前から社内施策として感謝をスプレットシートに蓄積をして定期的に運営が集計・ピックアップをしていましたが運用コストが高かったです。
Collaのキャンディ機能は感謝を誰かに送るとチャンネルに入っているメンバー全員に見えます。このオープンさがメンバーから受け入れられるか心配でしたが、使ってみるとキャンディの方が感謝の可視化がしやすいし、オープンでも問題ないことを確認できました。
小野:投稿数は1.5倍、スタンプ反応数は2倍ほど増加しました。
ーー他社ツールとの比較検討について教えてください。
澤田:キャンディ機能の導入判断時は他社ツールも検討いたしましたが、既にシャッフル機能を導入しているため、Collaを利用したほうが親和性が高いと判断してCollaを採用いたしました。
また、機能的にもCollaのキャンディ機能はメッセージを明示的に送ることができたり、キャンディの個数を選べる点に魅力を感じました。
キャンディを送る時に具体的な内容を書くと「+1キャンディ」をもらいやすい
ーー実際にどんなシーンでキャンディが飛び交いますか?
澤田:使い方は様々です。インシデント対応を含む、突発的な対応を拾った人に対する感謝としてキャンディが飛び交うことがあります。一方で「いつもありがとうございます」といった日常的な感謝を表す際にキャンディが送られることもあります。ペアプロ後などの共同作業後の挨拶として用いられることもあります。
小野:キャンディを送る時に具体的な内容を書くと、「+1キャンディ」を多くもらえる印象があります。個人的にはそのような人を「キャンディを送るのが上手い」と感じます。
あとは人によって送るシーンに特徴があるようです。日常の感謝を送る人や、緊急対応の際に送る人など使い方は様々です。



ーー利用活性化に向けた工夫があれば教えてください。
澤田:週末のウィンセッション内で「キャンディタイム」としてみんなでキャンディを送る時間をすこし設けています。やや強制にはなってしまうのですが、感謝の気持ちを表すことが大事だと思い実施しています。
小野:月に2人を対象として様々な尺度でインセンティブを用意しています。尺度としては、一番送った人・受け取った人のほかにも「+1キャンディ」を最も多く受け取った投稿の送り主・受け取り主なども採用しています。
ーー最後に、Collaの導入を検討している企業様に一言お願いします。
澤田:チームビルディングに興味がある方には良いツールだと思います。
シャッフル機能は雑談が生まれるだけでなく、たとえばマッキンゼーがプロジェクト開始時に行っているチームラーニングのような感じで、回答内容が自己紹介にもなると思います。
キャンディ機能を含めてCollaは心理的安全性の補強になると思います。心理的安全性が全くない状況(0→1)を打破できるツールというよりは、心理的安全性がある程度ある状態からであれば、心理的安全性を補強(1→100)できると感じます。
ーー澤田さん、小野さんありがとうございました!
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Collaにご興味のある方は是非下記をご参照ください。
サービスサイト:https://colla.jp/
料金プランについて:https://colla.jp/pricing
その他の事例記事はこちらから:https://colla.jp/cases
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