【Colla導入事例】利用率は95%超え。バリュー体現行動を人事評価へ活用

アプリマーケティングプラットフォームMGRe(メグリ)」を提供するメグリ株式会社。バリューの策定後を見据え、浸透施策の一環としてCollaを導入しました。
Collaを導入する前の課題や導入後の組織の変化、バリュー評価におけるキャンディの活用方法について、同社HRの中島 敬太さん、松岡千里さんにお伺いしました。

同社について
・従業員:42名
・働き方:リモートワーク、フレックスタイム制
・業種:IT / インターネット
・設立:2007年

 

ーー中島さん、松岡さんの簡単な自己紹介と会社内での役割・ミッションを教えてください。

中島 敬太さん(以下、中島):Management Division HRの中島 敬太です。2021年にメグリにHRとして入社し、現在は組織開発全般を担当しています。

松岡千里さん(以下、松岡):Management Division HRの松岡千里です。2021年にメグリに入社し、現在は採用広報を主に担当しています。

 

ーー事業内容、従業員規模、働き方について教えてください。

松岡:SaaS型アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe(メグリ)」の事業を展開しています。従業員数は42名(取材当時)で、働き方は基本的にリモートワーク、フレックスタイム制です。先日社内向けアンケートを実施した際、会社の魅力第2位が「休日・休暇、リモート勤務など、柔軟性の高い働き方」でした。パパママのメンバーが8割以上を占める中なかで、メンバーそれぞれが働きやすい環境づくりをしています。

(一部、メンバー、社内の雰囲気に圧倒的な魅力を感じている!社内でアンケートを取った結果 より引用)

メグリ社の組織図

 

リモートワーク下でのバリュー浸透に不安

ーーキャンディ導入のきっかけ・背景を教えてください。

中島:キャンディの導入はバリューの策定中で、会社のメンバーにもバリューを公表していないタイミングで検討していました。一方で、策定後を想像した際に、リモート環境下でのバリュー浸透はとても難しい施策だと考えていました。バリュー浸透の手段は様々だと思いますが、弊社ではSlackでのコミュニケーションがメインです。その中でCollaのサービスを知り、活用を開始しました。

(一部、1ヶ月半で活用率90%超え!バリュー浸透のためにCollaを使ってみたより引用)

 

ーー他にもオンラインでコミュニケーションを促進するサービスや手段があったと思うのですが、その中でなぜCollaを選ばれましたか?

中島:他社のサービスとは違い、Slackで全部完結できるのはとてもよかったです。その点は他のメンバーも感じていると思います。Slack完結でなかったら、浸透は難しかったかもしれません。
というのも、はじめはどの程度メンバーが使ってくれるか不安でした。弊社は、しっかりと目線を合わせて進めたいという意味で、(ツール等を導入する際には)メンバー間で合意形成をとって進めていくカルチャーがあります。ですが、トライアルということもあり、今回は「まずはやってみよう!」という感覚で話を進めましたを進めました。結果として、キャンディ機能が弊社に合っていたのが功を奏して、私たちがキャンディを送り始めたら、勝手に他のメンバーも利用しはじめました。

松岡:社内に導入すると伝えないまま使い始めたのですが、メンバーが当たり前のようにキャンディ機能を使ってくれたので驚きました。こんなにも早く使ってもらえるとは思わなかったですね。
※同社は全体の活用率(キャンディを送ったことがあるユーザー率)が95%もあり、多くのメンバーにご利用いただいています!

 

キャンディが称賛し合うカルチャー形成の第一歩に

ーー導入後、組織にどんな変化がありましたか?

松岡:リモートワークでは他のチームがどんな仕事をしているのかが可視化されにくい状況でしたが、キャンディ機能を使うことによって「このチームはこういうプロジェクトに取り組んでいるんだ」や「この人今とても活躍しているな!」といったことがすごく見えるようになり、お互いの仕事をリスペクトする文化が醸成されたと感じています。
他にも、シャッフル機能のおかげで「メンバーがどういうことに対して興味持っているのか」や「どういう価値観で仕事をしているのか」というのがわかるようになりました。また、弊社は週に一度の全体定例の中で雑談タイムというのを設けているのですが、そこでの話のネタとしても使われていて、より一層コミュニケーションが活発になったと感じています。

中島:実は、キャンディ機能を導入する前まではスタンプで称賛し合うことはありましたが、言葉による称賛は少なかったです。キャンディ機能のおかげで増えています。「言葉で称賛し合う」ことは形成していきたいカルチャーなので、キャンディ機能は非常に役立っていると思います。
他にも、チームワーク力の向上につながったと感じています。例えば、キャンディを通じて「プロダクト部のAさんというエンジニアは同じチームのBさんに対してこんな称賛の気持ちを持っていたんだ!」といった事実を毎日知ることができます。これはリモートワークの環境下でカルチャーを作っていく上で非常に重要なアクションだと感じています。キャンディをもらった人もすごく嬉しいと思いますしね。

 

ーー実際にどんなシーンでキャンディが飛び交いますか?

松岡:上司から部下へ称賛する際や、事業部・チームを跨いでSUKEDACHI(※同社のバリュー指針の1つで、「助太刀、助け合いの文化」のこと)が行われた際に飛び交うことが多いです。たまに「こんな使い方してもいいの!?」みたいなケースもありますが(笑)

メグリ社のバリュー

 

バリュー(助太刀とは、助け合いの文化を指す同社のバリュー)を体現したエピソードに基づいてキャンディが送られているシーン

 

エンジニアとQAメンバーとのやりとりシーン

 

バリューを体現したエピソードに基づいてキャンディが送られているシーン

 

事業部を跨いで感謝の気持ちを伝えているシーン

今後はデータや表彰を基に、キャンディをバリュー評価に活用

ーーメグリ様では、人事評価の項目としてバリュー体現を設定されています。どのような人事評価なのかお聞かせいただけますでしょうか。

中島:バリュー評価に関しては、既存の評価制度に対して付け加えた形になります。弊社の評価制度は、各グレード、チームによって求められている成果・プロセスが定義されています。それに対して100点満点のうち何点だったかで評価します。上記にバリューをに加えました。バリュー評価は「バリューで定義をした内容をその人がどれだけ体現できてるか」というところにフォーカスして評価しています。この辺りは今まさに設計中です。

 

ーーご説明ありがとうございます!バリュー評価において、キャンディの活用イメージはありますでしょうか?

中島:キャンディアワードで毎月バリューチャンピオンが表彰されていますが、これを加点要素として組み込みます。一方で、減点は考えていないです。例えば、キャンディをもらった数や送った数が少ないからといって評価を低くする必要はないと思いますし、それよりもバリューを体現しているかどうかが重要です。キャンディを送っていなくても、日々の業務でバリューをしっかりと体現できていればそれで良いと思っています。
また、誰がどのバリュースタンプを誰に送ったかというのをCSVで出力できるのは非常に良い機能だと思います。バリューはすでに決めましたが、アップデートしていく必要もあると思っているので、その点で参考になるデータだと思います。

 

ーー最後に、Colla(キャンディ)の導入を検討している方に一言お願いします。

松岡:Collaのキャンディ機能を導入して、メンバー同士のコミュニケーションが活発化され、賞賛し合う文化が生まれたことがすごく良かったと思っています。リモートワークを導入している企業様で、最近メンバー同士のコミュニケーションが少なくなってきたと思われている企業様にお勧めしたいですね。Collaから、業務・プライベートに関係する質問が来るのも良い点です。メンバーの新しい一面が見ることができますし、雑談タイムでの話のネタにもなりますしね。

 

ーー中島さん、松岡さんありがとうございました!

 

 

Collaのキャンディ機能は30日間無料でトライアルすることができます。ご興味のある方は是非下記をご参照ください。

サービスサイト:https://colla.jp/
料金プランについて:https://colla.jp/pricing

その他の事例記事はこちらから:https://colla.jp/cases

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    伊東大輔

    @Engagementの執筆を担当。トラックレコード社で「Colla」事業の立ち上げ。