【Colla導入事例】メンバーの発案で導入。利用浸透のポイントは「強制感」がないこと

株式会社ミラティブは、ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ)」を運営する企業です。ミラティブ社は「わかりあう 願いをつなごう」というミッションを掲げており、メンバー同士のわかりあいも大切にしています。しかし、コロナ禍でリモートワークに切り替わりメンバー同士の雑談の機会が減少してしまいました。そんな中、2020年5月にCollaを導入いただきました。

今回のインタビューでは株式会社ミラティブ 経営企画チーム マネージャーの大泉みどり様に、導入の背景や導入後の変化をお聞きしました。

リモートワークで雑談の機会が減少し、チームメンバーが率先して導入

ーーCollaを導入するきっかけを教えてください。

もともと全員出社で仕事をしていたのですが、新型コロナウイルスの影響でフルリモートワークに切り替わりました。出社をしていたときはメンバー同士和気あいあいとしている雰囲気がありましたが、フルリモートワークに切り替わったことでちょっとした雑談の機会が減りました。雑談は仕事の成果に直結するわけではないですが、雑談を通してその人の性格を理解することで仕事のやりやすさが変わると思っています。そのため、リモートワーク下でも気軽に雑談ができたりコミュニケーションの必要性を感じていました。

 

ーー以前からコミュニケーション促進施策は取り組まれていたのですか?

Collaを導入する前から、週に1回の社員が自分のことを発表する場(”TGIF”)や月に1回”プレミアムエモイデー”と呼んでいる全社会で他部署との交流機会を設けていました。しかし、多くても週1回の機会でしたので、気軽なコミュニケーション機会を増やしたいと思っていました。

(会社説明資料より抜粋)

 

ーーコロナ禍になる前から積極的に取り組まれていたのですね。新入社員のオンボーディングについてもなにか取り組まれていましたか?

テレワークになってからはオンラインのウェルカムランチを実施していました。しかし、なかなか盛り上がれなかったり、他人の咀嚼音が気になってしまうなどの課題がありました。他にも、ゲームが好きなメンバーが多いので、オンラインゲームやボードゲーム、オンラインの脱出ゲームなど、様々な企画を手探りで実施していましたが、頻度高く実施するこことはできないので、日常的にできるものがあるといいなと思っていました。

ーーそんな中でCollaを導入いただきました。導入の決め手はどこでしたか?

正直なところ、私から導入を勧めていないので詳しい理由はわからないです。一部のメンバーの発案で導入されていて、気付いたら盛り上がっていました。ただ、チームメンバー自身で導入が完了していたので、かなり導入が簡単だったと思います。

 

メンバー同士の相互理解が促進、浸透のポイントは強制感がないこと

ーー導入後、組織に変化はありましたか?

Collaを導入したおかげでお互いのことを知る機会が増え、メンバー同士の相互理解が深まりました。特にリモートワーク移行後に入社された方は雑談の機会が少なかったのですが、Collaをきっかけに雑談が生まれています。例えば、「そういえばCollaに書いてましたよね?」といった、Web会議でのアイスブレイクで話題になっているシーンが多数あります。

 

ーーすでにCollaを1年以上ご利用いただいていますが、何かメンバーに浸透させるために工夫している点はあるのでしょうか?

特に浸透施策などは行っていないです。こちらからアクションを取らなくてもメンバーに自然と浸透しています。

ーーそうなんですね。メンバーに浸透しているのはどのような理由だとお考えですか?

一つは社風だと思います。弊社は「わかりあう願いをつなごう」のミッション達成のために、行動指針で「わかりあおうとし続ける」と定め、メンバー同士もわかりあうことを重視しています。そのため、メンバーが適切に自己開示することを普段から心がけてくれています。加えて、自己開示したものを他のメンバーも受け入れてくれる文化があるため、Collaとの相性もよかったのだと思います。

あとは、強制感がないことがとても良いと思います。もしCollaを利用するのに1日10分必要だった場合だと浸透は難しいと思うのですが、休憩のタイミングで簡単に回答できます。仕事の邪魔をしない程度に息抜きをしてくれるのが良いと感じています。

 

Collaがちょっとした雑談のきっかけに

ーーCollaからの質問内容はどうですか?

Collaから届く質問がとても秀逸であると感じています。その人自身の興味・関心や性格、メンバーとの共通点など、その人に関する様々な情報が引き出せる質問設計がされていて、メンバー同士のわかりあいツールとしてとても良いと感じています。

また、例えば同じ漫画の質問でも「好きな漫画はなんですか?」と「今までで一番何度も読んだ漫画はなんですか?」で少し質問の切り口が違っていてそこも良いと思っています。答える内容も変わりますからね。様々な答えを引き出す質問が用意されているので、リアルでやれていたちょっとした雑談がCollaのおかげでできるようになりました。

 

ーー特に盛り上がった回答があれば是非教えてください。

好きな音楽、ゲーム、ドラマ、マンガの話はメンバーの共感が多い気がします。あとは、サウナや釣り好きが多いので、そういう話題がでたら盛り上がっています。

(実際にCollaで盛り上がっているシーン)

 

ーー最後に、Collaの導入を検討している方に一言お願いします。

コミュニケーションを促進する施策を始める際には運用リソースが課題の1つですが、Collaは運用リソースが必要ないのでとても助かっています。

一つ一つの回答に反応がつくわけではないですが、メンバーが息抜きがてらに他のメンバーのことを知ることができます。Collaが他のメンバーを身近に感じるきっかけになるのがとても良いと感じています。

 

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    伊東大輔

    @Engagementの執筆を担当。トラックレコード社で「Colla」事業の立ち上げ。