ノーコードのガイド・ナビゲーションツール「テックタッチ」を提供するテックタッチ株式会社。コミュニケーションの活性化や、バックオフィスメンバーの活躍を可視化するためにCollaを導入しました。Collaの導入の決め手や導入後の組織の変化、他サービスと比較したCollaの良い点について、同社プロダクトマネージャーの尾崎 良樹さん、カスタマーサクセスエンジニアの照沼 頌さんに伺いました。
同社について
・従業員:100名弱(取材当時)
・働き方:(コロナ禍における現状は)週1日出社推奨、エンジニアはフルリモート
・業種:IT
・設立:2018年
ーー尾崎さん・照沼さんの簡単な自己紹介と会社内での役割・ミッションを教えてください。
尾崎 良樹(以下、尾崎):テックタッチのプロダクトマネージャーとして製品開発における方向づけ、要求/要件整理や各チームとの調整を行っています。一方で、社内ITにまつわる課題を解決するチームに属しています。新規SaaSの導入を決めることが多いです。
照沼 頌(以下、照沼):カスタマーサクセスエンジニアとしてカスタマーサクセス部門を技術面でサポートする仕事をメインに行っています。一方で、コロナ下でリモートワーク中心になったのを機に生じた、社内のコミュニケーションに関わる課題を解決するチームに属しています。
ーー事業内容、従業員規模、働き方について教えてください。
尾崎:「テックタッチ」というWebシステム用のチュートリアル/ナビゲーションツールを開発・提供しています。フルタイムのメンバーは60名で、直近1年で2倍弱増加しています。パートタイム・業務委託を含めると100名弱の組織です。Bizチームを中心に、社員の半数以上は水曜日または金曜日のどちらか週1日の出社を推奨しており、エンジニアは基本的にフルリモートで働いています。
バックオフィスメンバーの活躍を可視化したい
ーーColla(シャッフル・キャンディ双方)の導入のきっかけ・背景を教えてください。
尾崎:Collaのサービス自体は以前から知っていました。その後、リモートワークが増えてきたタイミングで、何かコミュニケーションの活性化・話題作りに寄与してくれるサービスがあったら嬉しいよね、という気持ちでまずはシャッフル機能を導入しました。
キャンディ機能については、当時類似のサービスを使っていましたが中々盛り上がらず、使うメンバーも限られていたので解約していました。その後、自分たちで絵文字を使ってチャンネル上で称賛し合うようにしたのですが、特定のメンバーばかりが称賛をする/受けるように偏ってしまいそれほど盛り上がりませんでした。そんな中でキャンディ機能がリリースされ、シャッフルの利用設定が簡単だったこともあり、キャンディ機能の利用を開始しました。
照沼:業務上活躍が目立つメンバーはスポットライトが当たりやすいため、称賛されやすい傾向にあります。一方、例えばバックオフィスで頑張ってくれている経理や総務のメンバーや業務の片手間に社内ITの面倒を見てくれる人などもとても会社に貢献していますが、スポットライトが当たりづらい状況でした。キャンディ機能を通じて、そういったメンバーも称賛される仕組みが生まれると良いなと考えていました。
ーー他にもオンラインでコミュニケーションを促進するサービスや手段があったと思うのですが、その中でなぜCollaを選ばれましたか?
尾崎:キャンディ機能を導入した瞬間からとても盛り上がり、こんな良い雰囲気になるんだというのは純粋に感じました。特に使い方など説明していないのですが、UIがわかりやすいため、みんな勝手に使い始めましたね。あとは、ゴールデンウィークやお盆にお休みがあるなど、とても人間味があっていいねという話を社内でしていました。あとは、やはりバリュースタンプを添えて称賛することができるので、すごく気持ちを込めて称賛できるという実感がありましたね。
照沼:シャッフル機能を以前から活用していたため、その点でキャンディ機能は親和性がありましたね。合わせて、元々チャンネルを通じて褒め合う習慣があった中でキャンディ機能を導入したことで、より褒めやすくなったというのは浸透の要因の一つですね。
自然とコミュニケーション活性化やバリュー浸透につながる
ーー導入後、組織にどんな変化がありましたか?
尾崎:シャッフル機能を導入したことで、Slack上の雑談しやすい空気が少ない労力で自然にできました。話題のきっかけになったり、あとは会社の部活動の宣伝とかしれっと答えたりしていて、みんなそれぞれの使い方をしていますね。その中でも特に盛り上がるのは、やはり共通の趣味が見つかった時ですかね。
例えば、僕はお笑い芸人のラジオとか結構聞くのですが、経理の人も「ラジオ聞いています!」という投稿をしていて話が盛り上がったり、「ボードゲームが好きです」という投稿からボードゲーム部の設立に繋がったりとか、共通の趣味をお互いが見つけることでより盛り上がっています。特に、最近入社したメンバーの知らない一面を他のメンバーが知ることができて、距離が近くなりますね。新しいメンバーがこうやっぱり何か質問に返してると個人的には結構見ちゃうし、みんなも盛り上がってという印象はありますね。
キャンディ機能については、リモートワークや、部署間の分業が進むことで誰がどのような仕事をしているのかわかりづらくなってきますが、キャンディのやりとりを通じて、自然に普段どう言った仕事をしているのか可視化されるのが良いですね。
照沼:新しいメンバーもかなりキャンディ機能を使ってくれていますが、「こういったバリューの観点で感謝したよ! / とてもよかったよ!」という感じで自然にバリュースタンプを使いこなしてくれていますね。そんなに仰々しい感じがなく、ゲーム感覚でバリューの浸透や体現につながっていると感じています。
ーー実際にどんなシーンでキャンディが飛び交いますか?
照沼:何か手伝ってもらった際に「ありがとう!」といったやりとりが多いですね。特に大きなプロジェクトや展示会が終わった際にはたくさんキャンディが送られますね。また、ほとんどが部署間のやりとりで、部署間で感謝を伝え合う役割をキャンディが担っています。



利用率は10倍。Slackに投稿するハードルが下がる
ーーCollaの導入前には、別の組織活性化サービスをご利用いただいていたと思います。別のサービスと比較した上で、Collaはどのような点がよかったでしょうか?
照沼:Collaのように、シャッフル機能やキャンディ機能などを1サービスで複数の機能を組み合わせて使えるという点は、他のサービスにはあまりない部分かなと思います。他のサービスで同じことをやろうとすると1機能ごとに契約が必要となってしまい、コストも嵩んでしまいます。
尾崎:基本的にSlack上で働く中で、Slack上でワイワイしやすくなるというのは会社の雰囲気の醸成にはすごい良いと感じています。Slackに投稿するハードルを下げてくれる、というのはシャッフル・キャンディ機能に共通していますね。実際に、別のサービスではやりとりの回数が1-2件/週 だったのが、キャンディ機能では約10倍近くに増加しています。
照沼:いきなり「メンションつけて褒め合いましょう!」と言われても、仕事中にメンションなんて飛ばして良いのだろうかと感じますが、「Collaだったら褒めるためのツールなんだし、褒めて良いよね」という雰囲気が生まれていますね。
尾崎:雑談は本当に生まれやすくなると思いますね。プライベートの相談でも、仕事でちょっと思ったことでも、気軽に話せる雰囲気が生まれたと思います。
ーー最後に、Collaの導入を検討している企業様に一言お願いします!
尾崎:シャッフル機能については、とても気軽に試せますし、雑談の種になってくれるので、今すぐ導入して試してみるのが良いかなと思います。
照沼:キャンディ機能は会社のカルチャー次第でフィットするかどうかは変わるかなと思います。縦横関係なく、Slack上でフラットなコミュニケーションを取れる組織にはより効果的にフィットすると感じますね。一方で、少しハードルは高いと思いますが、フラットな組織を目指していきたい組織にもキャンディ機能は良いと思います。自然にキャンディが飛び交う状態を作ることで、オープンな場でメンバーが感謝を伝え合える、フラットな組織の文化形成に寄与できるのではないかと思います。
ーー尾崎さん、照沼さんありがとうございました!
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