編集部が「従業員エンゲージメント、人事、組織、マネージメント」などの観点から気になった記事をpickする「HR News Recap」。2022/1/26〜2022/2/27までの記事をご紹介します。
働き方
働く場所・時間・日数は”自分の意思で選ぶ”!サムライト、「選択式人事制度」をアップデートし47都道府県採用もスタート
サムライト社は社員自身が働き方を自由に選べる選択式人事制度をアップデートするとともに、47都道府県採用を開始。子育てや介護など、ライフステージの変化にも対応するほか、地方移住・アドレスホッパーなどの場所を問わず働くことができるようにする等、ワークスタイルに応じて5つの選択肢を提供します。本制度の導入背景には、新型コロナウイルス拡大を背景に、働く場所や時間に囚われない新しい働き方への関心とともに、多くの労働者が長く快適に働ける環境の整備に至ったことが記述されています。
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組織づくり
エンジニア100名に対してPM1名。Notionの急成長を支える開発組織とカルチャー
エンジニア組織について、現在約100名のエンジニアが在籍し、5つのグループで編成されているNotion。プロダクトマネージャーは1名で、プロダクト全般をエンジニアやデザイナーが担当しているボトムアップ型のプロダクト組織となっているそう。インタビューに応じたエンジニア責任者のマイケル氏が2年前に入社した際と製品決定プロセスは大きく異るそうですが、現在は四半期、半年、一年で行うことについて、数ヶ月ごとに共同創業者、COO、CROとマイケル氏で話し合い、長期的な戦略プランを立てているとのこと。具体的な開発・製品のアウトプットはチームの力を信じ、ほとんどのレビューはDocにスタンプを押すだけとか。
リモートワーク
Microsoft Returning to the Office on Feb. 28 as Covid Cases Decline
アメリカマイクロソフト社は、2月末から多くの従業員をオフィス勤務に戻すことを決定。生活リズムを出社前提に戻すため、30日の移行期間を経るとのこと。同社は今後もフレキシブルな職場で有り続けると述べており、週の半分までは許可の必要なく在宅勤務ができると伝えています。いよいよアメリカの大手IT企業のなかの一部は、オフィス勤務に戻す動きが始まってきましたね。
福利厚生
メルカリ、社員の博士号取得支援 年200万円支給
メルカリ社は、社員の博士号取得を支援する制度を導入します。分野を限らず自発的な研究を後押しし、メルカリの新規事業創出を狙うことを目的に、国内の大学院の博士課程費用を年間200万円まで支給するとのこと。同社は2021年11月に出産、育児、介護、家族の転勤等で一度キャリアを離れた方に向けたキャリア再開支援プログラム「Mercari Restart Program」を始動したりと、スタートアップの中でも先陣を切って様々な制度を打ち出しています。