編集部が「従業員エンゲージメント、人事、組織、マネージメント」などの観点から気になった記事をpickする「HR News Recap」。2022/2/28〜2022/3/27までの記事をご紹介します。
パーパス
パーパスが必要だと思う理由
EVeM社のCEOである長村さんは、パーパスがなぜ必要なのかが腹落ちしないま設定してしまうと意味がないものになってしまうといいます。長村さん自身も、CEOでありながら自分が頑張っている理由がわからなくなったそう。「なぜこれをやるのか」の理由を言語できていなかったことで、自身がもたず、関わっている人も去っていくのだと考えたそうです。長村さんのストーリーを参考に、会社にパーパスを作ってみてはいかがでしょうか?
福利厚生
社員発!不妊治療を全面サポートする制度を導入。勤務時間内に申請なく通院できる「妊活タイム」開始
トゥモローゲート社は、不妊治療中の社員に対して不妊治療中の社員に対し、当日でも申請なく通院ができる制度「妊活タイム」を導入しました。本福利厚生は、社員からの提案を歓迎する「社内福利厚生案公募制度」を活かし、社員の提案で採用されたものとのこと。社員の声を集め、そのときに必要と思われる制度を導入するという姿勢は見習うところがあるのではないでしょうか。
ミクシィ、リモートワークとオフィスワークを融合した新しい働き⽅「マーブルワークスタイル」を4月より正式に制度化
ミクシィ社は、これまで試験運用を行っていたリモートワークとオフィスワークを融合した働き方「マーブルワークスタイル」を正式に制度化することにしました。部署ごとに状況に応じて出社回数を選択でき、出社回数を選択でき、12時までに出社が可能な範囲で日本全国どこでも居住を認めて交通手段の範囲を拡大するなど、これまで以上に柔軟性のある働き方ができるようになります。同社は働き方をより柔軟にする一方、チームビルディング強化の観点から対面でのコミュニケーション機会を増やしていくことも重要としており、オフラインでのコミュニケーション活性化や組織力向上のための施策を実施する予定とのことです。
働き方
テレワークで孤立する社員を放置すると“余分なコスト”が生まれる理由
コロナ禍にてテレワークが雇用主にも従業員にも一定のメリットをもたらすと言われている昨今、テレワークを恒久化することの隠れたコストについて言及しています。誰もがテレワークに向いているとは限らないからこそ、従業員が孤立してしまうこことを防ぐための活動やツール、物資への投資を言及。従業員の孤立や支援不足等は、一見企業の財務面にすぐに影響を及ぼすわけではないと思われがちですが、中長期的に人材の定着率の低さと生産性の低下を招き、財務面に影響する恐れがあります。改めてリモートワークが当たり前となった今、孤立した従業員がいないかは注視したいですね。
Meta、オフィス内の福利厚生をわずかにカットへ–ハイブリッドワーク移行で
Meta(旧Facebook)の従業員は先週、無料の洗濯やドライクリーニング等の社員向けのサービスが打ち切られ、無料ディナーを提供する時刻は遅くなると伝えられたようだ。豊富な福利厚生サービスのいくつかがわずかにカットされるという。Metaが変更を発表した社内の投稿に対し、従業員からは福利厚生の削減への不満と、今回の決定が職場の文化に与える影響を嘆く声が寄せられたそうです。Metaの広報担当者は「われわれは、人もチームも将来的にますます分散されていくと考えており、全ての人が成功できるよう支援するエクスペリエンスを築くことに尽力している」とコメントした。
「大学生正社員」という働き方。現役・筑波大生の僕がLayerXに入社した理由
およそ7ヶ月のインターン期間を経て正社員登用された現役大学生の羽倉さんのインタビュー。CEOの福島良典さんのTwitterを通してLayerXと出会い、同社がインターンを募集していると知り、応募したのがきっかけになったそうです。正社員になりたいと思った一番の決め手は、「居心地の良さ」だそう。記事内では、LayerXでは大学に在籍しながら執行役員をつとめている方もいるとのこと。